本態性血小板血症治療薬「アグリリン(R)カプセル0.5mg」を発売
シャイアー・ジャパン株式会社は、2014年9月に製造販売承認を取得していた、「アグリリン(R)カプセル0.5mg」を11月25日に発売したと発表した。
「アグリリンカプセル(R)0.5mg」は、血小板の前駆細胞、巨核球に作用し、血小板の過剰な産生を抑制する。これによって長期にわたり、本態性血小板血症に対しての、血小板減少の効果が期待できる。
本態性血小板血症とは?
本態性血小板血症とは、造血幹細胞の異常により、必要以上の血小板を作り出す病気である。国内での患者数は、3万人と推定される。
治療法として、抗腫瘍薬などを使う細胞減少療法が行われているが、これまでの方法で治療できなかった患者が、「アグリリン(R)カプセル0.5mg」の発売によって、新しい治療方法を選択できるようになった。
製品概要
製品名:アグリリンカプセル0.5mg
一般名:アナグレリド塩酸塩水和物カプセル
剤型:硬カプセル剤
効能・効果:本態性血小板血症
用法・容量:通常、成人にはアナグレリドとして1回0.5mgを1日2回経口投与より開始する。(プレスリリースより引用)
副作用については、「貧血・頭痛・動悸・下痢・末梢性浮腫」などが報告されている。
(画像はシャイアー・ジャパン株式会社ホームページより)
(画像はプレスリリースより)
シャイアー・ジャパン株式会社
http://www.shire.co.jp/jp/default.aspxシャイアー・ジャパン株式会社プレスリリース
http://www.shire.co.jp/jp/documents/AGRYLIN_Launch_JPN.pdf