子どもを主体に
株式会社つなぐネットコミュニケーションズと特定非営利活動法人の放課後NPOアフタースクールは2月27日、子供たちの防災力を高めるための防災教育プログラムを開発したと発表した。
このプログラムは、3月10日(日)に神奈川県川崎市の大規模マンション「川崎サイトシティ」にて実施される。
プログラムの概要は、小学生を対象とし子ども向けの防災訓練・ワークショップ形式で子どもが自分自身で身を守るすべを学ぶことや、子どもが知識を得て、判断力をつけることで大人の意識も変えることなどを目的としている。
共働き家庭の子どもにも
つなぐネットはマンション居住者向けの生活情報サイト「マンション・ラボ」を運営しており、マンション居住者の防災意識や取り組みについての実態把握や居住者向けイベントの企画を行っている。
都心では共働きの家庭も多く、災害時に子どもが一人になる可能性も高いことから、いざという時には子ども自身の判断力が問われる。
同プログラムでは、マンションに住む子どもたち一人ひとりの防災力を高める教育プログラムを開発することで災害時の子どもたちの被害を軽減するほか、親を含めた大人の防災意識の向上、さらにはイベントを通じコミュニティの活性化もつなげる。
大人の指示に従うだけの防災訓練ではなく、子ども自身が主役になり、自分から進んで参加する「子ども防災訓練」として実施する。
つなぐネットコミュニケーションズ|ニュースリリース
http://www.tsunagunet.com/info/放課後NPOアフタースクール
http://www.npoafterschool.org/