リファイド ニュース
2024年05月13日(月)
 リファイド ニュース

あなたの身の回りのプラスチック製品は大丈夫?

あなたの身の回りのプラスチック製品は大丈夫?

このエントリーをはてなブックマークに追加
原料BPAが甲状腺疾患の原因になる恐れ
10月6日付、米医療系情報サイトMedindiaによると、プラスチックを製造する際に、原料であるポリ塩化ビニルの可塑剤(かそざい)として添加されている、BPA(ビスフェノールA)が、妊婦や新生児の、甲状腺ホルモンの濃度を低下させることが、専門家らの調査により判明した。

リファイド
BPA(ビスフェノールA)とは?
BPAは、その壊れにくい性質のため、多くの日用品に広く使用されている。例えば、缶詰、サングラス、CD、水などの飲料や食品を入れる容器、哺乳瓶、歯の虫歯予防や治療の際に使用されているシーラント剤、お店のレジで使用されているレシート(感熱紙)など数えられないほどだ。

BPA摂取量が高い程、甲状腺機能が低下
米バークレー大学で、子どもの伝染病と保健について研究しているBrenda Eskenazi教授らは、335名の妊婦とその新生児らの、甲状腺ホルモンの血中濃度を調査。結果、妊婦については、BPAの濃度が2倍の人ほど、血中における甲状腺ホルモンの濃度が、1デシリットルつき0.13マイクログラムも少ないことが判明。また、新生児に至っては、BPAの濃度が2倍の赤ん坊ほど、甲状腺ホルモンを刺激するホルモンであるTSTが、9.9%も低いことが判明した。

アメリカでは既に使用禁止されているBPA
BPAは、強力な洗剤で洗ったり、高温の液体や、酸性物質と触させた場合に、溶け出すことで知られている。近年、米政府系機関である米国食品医薬品局では、BPAに対する健康被害の懸念から、哺乳瓶や食器をはじめ、赤ちゃんが使用する商品へのBPAの添加を禁止している。

日本におけるBPAの使用状況
厚生労働省の通達によると、現行、2.5ppm以下まで許可されている。健康被害への懸念はしているものの、欧米諸国の動向を待つような状況だ。

甲状腺機能は、人が健康な体を保持し、また、人が発育していくには欠かせない機能である。便利さを優先した生活を、今一度、見直してほしい。(渡邉充代)


外部リンク

Medindia
http://www.medindia.net
厚生労働省のBPAに関する回答
http://www.mhlw.go.jp/
Amazon.co.jp : リファイド に関連する商品
  • 狙い通りの描きやすさ!2秒で盛れるアイライナーの新色発売(5月8日)
  • 「采茶~SAICHA」が「リアルオーガニック・ナチュラルコスメ」に認定(5月7日)
  • ボディメイクブランドのBAMBI WATERからシートマスクが初登場(5月5日)
  • 和歌山県和歌山市の医療センター内で食中毒が発生(5月1日)
  • プリマヴィスタ、7ORDERとタイアップした限定セットを発売(4月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    リファイドニュース新着






























    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ