無料招待にネット上で批難の声
観光庁が2012年度の概算請求に盛り込んだ、1万人の外国人観光客無料招待の事業に大してネット上に批難の声が寄せられている。
ネットを活用した情報発信に期待するも…
本事業は、東日本大震災の影響で激減した外国人観光客を取り戻す為に企画されたもので、インターネットを通じて募集・審査を行い、合格した旅行者には滞在中にネットで情報発信してもらうというもの。概算要求額は11億円となっている。
この事業案に対してネット上では、
復興費用に充てろよ
事業仕分けしろ
といった厳しい意見が大量に押し寄せている。
意見の中には
いや、この政策自体は悪くないだろう。
実際、安全だという事を知ってもらって、
後は口コミで広めてもらおうという事なんだから。
それなりに情報発信力を持ってるブロガーなんかを
審査で選べばいいわけだから効率いいよね。
といった前向きな意見も寄せられているが、
優先順位が違うのでは無いか、効果をどうやって図るのか
といった疑問が拭えず、その大半は批判的なものとなっている。
政府が臨時増税の基本方針を閣議決定するなど、増税の動きが見られることからも、その税金の使い道はこれまで以上に説明を求められそうだ。
【政治】外国人1万人、旅費無タダで日本に招待…観光庁方針 観光庁
http://www.mlit.go.jp/kankocho/index.html