入院患者18人と介護老人保健施設入所者37人が発症
東京都は6月21日、北区志茂一丁目にある医療法人社団博栄会 赤羽中央総合病院・東京シニアケアセンター赤羽で、食中毒が発生したと発表した。
6月13日の午前9時30分ごろ、同医療機関から「入院患者などを含めた複数人が下痢や腹痛を発症した。発症者は院内で調理した給食を食べた。」といった旨、北区保健所へ連絡が入った。
これを受け同保健所が調査を行った結果、入院患者18人と介護老人保健施設入所者37人が発症し、患者6人のふん便からウエルシュ菌が検出されたことが分かった。
朝食の検食からもウエルシュ菌を検出
北区保健所は6月12日の朝食が患者の共通食であることや、6月12日の朝食の検食(エビのスープ煮)からもウエルシュ菌を検出したことなどから、同朝食を原因とするウエルシュ菌による食中毒と断定した。
なお、患者55人が医療機関で受診したものの、全員軽症であることも明らかにされている。
(画像はunsplashより)
東京都 プレスリリース
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