バス停の利用者集中を回避
AI・IoT・CPSを活用した研究・開発を手がけるアプリズムが、AIを活用した混雑検知システム「tsumiki」による立命館大学びわこ・くさつキャンパス、バス停の混雑状況可視化サービスの実証実験を実施することを11月25日に発表している。
バス利用者は事前にスマートフォンからバス停の混雑状況を確認できるようになり、バス乗り場で長時間にわたる順番待ちを緩和できるか実証実験が行われる。
混雑時・雨の日はカフェや校舎内でゆっくり待てる
実証実験に使用する「tsumiki」は、AIカメラを設置するだけで、あらゆる場所の混雑状況を正確にリアルタイム可視化する混雑検知ソリューション。バス待機列の人数をAIが正確に検知する。
立命館大学バス停や南草津駅バス停など、通勤・通学時間帯ではバスの利用集中により乗車順番待ちが発生。同システムで混雑を回避し、待ち時間の有効的な使い方などの利便性向上と、利用集中の抑制を目指す。
混雑状況が一目で分かり時刻表も事前確認
設置にはプライバシーに配慮されたAIエッジカメラを採用。動画や画像は残さず、AIがカメラ内で処理するため画像データを外部に送信することはない。
実証実験は、滋賀県近未来社会実装推進事業として立命館大学・滋賀県・アプリズムが連携して12月1日から2023年1月31日まで実施される。会員登録不要、バナーやQRコードにアクセスするだけで利用できる。
(画像はプレスリリースより)
アプリズム プレスリリース
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