映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」が、今秋公開予定となっていますが、監督は、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「新聞記者」の藤井道人さんで、主演は清原果耶さんです。
多感な年ごろの不思議な出会い
ストーリーは多感な年齢である、中学生の女の子が、家族、友達、異性に対しての複雑な環境の中、謎の老女に出会ったことで自分を見つめなおしていくというもの。
情緒が不安定になりがちな年ごろを描いた人間ドラマです。
同名の小説も発売される
映画の原作小説が発売されており、野中ともそさんが著作しています。
1988年「パンの鳴る海、緋の舞う空」で第11回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
代表的な著書に「カチューシャ」「チェリー」がありますが、小説家にとどまらず、翻訳家、イラストレーターという顔を持ち、学生時代はバンドに没頭したという異色の経歴を持っています。
読み始めると止まらない
映画プロデューサーの解説によると、「読むことに夢中になり、時間を忘れてしまい、危うく飛行機に乗り遅れそうになった」とべた褒めで、引き込まれる要素があるようです。
この「宇宙でいちばんあかるい屋根」は光文社文庫から、2020年4月14日に発売開始となっています。
(画像はプレスリリースより)
株式会社光文社
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334790080