SAPジャパンは、2020年4月22日、SAPが「2020年第1四半期決算発表」を発行したことを公表しました。総売上と営業利益、フリーキャッシュフローが増加しているということです。
ビジネスパフォーマンスとして、第1四半期の前半は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大のため、多くの新規ビジネスにおいて延期の決定がくだされました。その結果、ソフトウェアライセンス売上が前年度と比べ、大きく減少しました。その一方、IFRSベースの営業利益は増加しています。
なお、配当提案(1株あたり1.58ユーロ)に変更はないとしています。COVID-19がパンデミックとなっている現在、今後のSAPの対応が、ビジネスや業績に与える影響の予測は難しいとの考えを示しています。
SAP CEOとSAP CFOのコメント
COVID-19感染拡大で世界中が影響を受ける中、SAPのCEOであるクリスチャン・クライン(Christian Klein)氏は、
SAPは自社のビジネスモデルが本質的に持つ回復力、ポートフォリオの持続可能な妥当性によって恩恵を得ることができました。(プレスリリースより)
と述べています。
SAPのCFOであるルカ・ムチッチ(Luka Mucic)氏は、
堅実な経費管理とイノベーションへの投資のバランスを取り、競争上の優位性を維持向上させていく(プレスリリースより)
としています。
(画像はSAPジャパンホームページより)
SAPジャパン
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