アスベストの飛散による区民の健康被害防止が目的
東京都葛飾区は4月18日、「葛飾区民間建築物アスベスト調査助成制度」に基づき、民間建築物アスベスト調査の費用の一部を助成していると発表した。
同区内において、屋内外にアスベスト含有の恐れがある建築物(住宅・兼用住宅・共同住宅)、その調査費用が助成の対象で、アスベストの飛散による区民の健康被害防止が目的だ。
「建築物石綿含有建材調査者講習登録規定」に基づく講習を修了した「建築物石綿含有建材調査者」にのみ、調査を依頼することが認められている。
住宅・兼用住宅は上限10万円、共同住宅は上限30万円
助成額は住宅・兼用住宅において、調査に必要となる費用の2分の1、上限10万円。共同住宅においては費用の2分の1、上限30万円と定められている。助成の対象になるかなど、区役所での事前相談が必要だ。
「アスベスト調査助成承認申請書」を提出し、調査を実施したあと、調査費用の領収書の写しと、調査報告書の写しを添付した「アスベスト調査助成金交付申請書」を提出。助成金額の決定後に、「アスベスト調査助成金請求書」に支払金口座振替依頼書を添付することで、指定の口座に助成金が振り込まれる。
詳しくは、「葛飾区役所 都市整備部 建築家 建築安全係」に、電話での問い合わせが可能となっている。
(画像は葛飾区 ホームページより)
葛飾区 「民間建築物アスベスト調査 助成のご案内」
http://www.city.katsushika.lg.jp/