新型コロナ感染拡大で、遠隔診療の必要性が増大
患者と医師をオンラインでつなぐサービスを提供する株式会社MICIN(以下「MICIN」)は4月13日、医療機関向けのユーザーガイドを発表した。
新型コロナウィルスの感染拡大で、オンライン・電話による遠隔診療を希望する患者が増えている。厚生労働省では全国の衛生主管部を対象とした4月10日の事務連絡において、関連の医療機関や薬局を対象に、新たな取り扱いの周知を求めた。
それによると医師が医学的に可能であると判断した場合は、初診から遠隔診療で診断および限定的な処方を実施して差し支えないとしている。またオンライン診療に関する研修が受講できていない医師の診療も感染収束までは認めている。
オンライン診療拡大に向けて制度が整った
新型コロナウィルスの感染が全国で拡大する中で、医療機関はマスクやガウンの不足に直面し、持病のある患者は感染を恐れて医療機関に近づけない事態が続いている。
MICINは2016年にオンライン診療サービスを開始し、これまで2000を超す医療機関にサービスを提供してきた。
同社は今後もオンライン診療がより多くの人によって活用されるよう、支援を続けていく方針だ。
(画像はMICINホームページより)
MICIN リリース
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