彼らにとって明白である伝え方を 専門用語を使わない
自閉症スペクトラム障がいを持つ従業員とのコミュニケーションは、ときとして難しいこともある。そこで、いかにしてうまくコミュニケーションをとっていくのか、幾つかのポイントをMatt Detzler氏が、Wales Trades Union Congressの4月2日の記事で紹介した。
まず、あなたが明白だと思って伝えた内容であっても、彼らにとっては明白でない場合がある。そのため、どうしたらしっかりと伝わるのか考え、辛抱強く、はっきりと効率的に物事を表現する必要があるだろう。俗語や比喩などはもちろん、専門用語の使用もさけるべきだ。
皮肉なども使用しない 質問して伝わったか確認も
自閉症スペクトラム障がいを持つ人に対して、皮肉などを交えて会話をすると、混乱してしまうことがある。そのため、ボディーランゲージや声のトーンにも注意を払い、コミュニケーションをする必要があるだろう。
また、電話やメールでは、話の内容を完全に理解することが難しい場合もある。可能な限りポイントだけを絞って要約し、内容を分かりやすくするほか、必要であれば、質問してしっかりと伝わったか確認すると良い。
(画像はunsplashより)
Wales Trades Union Congress
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