関節リウマチ患者さん・介護者双方をサポート
ヤンセンファーマは、2月12日、「シンポニー(R)皮下注50ミリグラムオートインジェクター(以下、シンポニーオートインジェクター)」において、人工知能(AI)を利用した、問い合わせ対応チャットボットを導入し、運用をスタートしたことを発表しました。
シンポニー(R)(一般名:ゴリムマブ)は、2018年4月、関節リウマチ治療における在宅自己注射が保険適用されました。また2019年5月、シンポニーオートインジェクターが発売されたことで、オートインジェクターでの在宅自己注射もできるようになりました。
疑問に即回答してくれる便利システム
今回導入したチャットボットは、関節リウマチ患者さん・介護者に、一問一答形式で回答するシステム「Jボット」です。
これは、ヤンセンが作成したシンポニーオートインジェクターに関するQ&Aを、木村情報技術が提供したAIチャットバットに学習させたもの。シンポニーオートインジェクターの管理、投与方法、副作用等の疑問に対して、24時間365日、夜間や休日を問わず、いつでも速やかに回答することができます。
患者さんのQOL向上に貢献
リウマチ・アレルギー対策委員会報告書によると、関節リウマチは、日本では約70~80万人の患者さんがいるとされています。
同社では、今回の取り組みが、関節リウマチでシンポニー(R)を使用している患者さん、介護者の利便性向上につながると期待を寄せています。
(画像はプレスリリースより)
ヤンセンファーマ プレスリリース
https://www.janssen.com/japan/press-release/20200212