アバターを様々なエンターテインメントに導入
2020年2月7日、ANAホールディングス株式会社(以下、ANAHD)は、アバター「newme(ニューミー)」(以下、同テクノロジー)を通じて、三井不動産株式会社(以下、三井不動産)が運営する日本橋三井ホールにおいて、株式会社ネイキッド(以下、NAKED)が現在開催している体感型アート展「FLOWERS BY NAKED 2020 ー桜ー」(以下、同アート展)を鑑賞する実証を行うと発表した。
同テクノロジーは、VR・ロボティクス・センサー・ハプティクス(触覚)等を用いて、異なる複数の場所に設置した遠隔アバターロボットに接続し、あたかも自分が存在し、物理的に物を動かしたり触ったりでき、ANAHDが独自開発した。
また、同アート展は、クリエイティブカンパニーNAKEDの代表でもあるアーティスト村松亮太郎氏が、総合演出を手がけて、2016年より毎年開催している。生花・オブジェ・映像・インタラクティブ・香り・音楽など、様々な演出を通して、五感で楽しむことができる。
今後、ANAHDとNAKEDは、アバターを様々なエンターテインメントに導入することを目指している。
サービス実証の概要
同実証では、同アート展の開催期間のうち2020年2月17日から2月28日までに、プラットフォーム「avatar-in(アバターイン)」を通じて同テクノロジーにアクセスし、同アート展一部エリアを鑑賞できる。
なお、同実証は、ANAHDと三井不動産が2019年12月から推進している日本橋エリアにおけるアバターの都市実装共同事業の一環として行うもので、2020年内を目処に日本橋エリアにアバター100体を投入することを目指しているとのこと。
(画像はプレスリリースより)
ANAホールディングス株式会社 プレスリリース
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202002/20200207-2.html