トラックメーカーのアショック・レイランドと協働
Apollo Tyresは、インドで2番目に大きい商用車メーカーであるヒンドゥージャグループ傘下のアショック・レイランドと提携し、タミル・ナードゥ州における有名な積み替え中継地点であるナーマッカルにあるトラック輸送コミュニティにおいて、医療センターを提供した。
医療センターには、一定期間の任命を受けた福祉ワーカーや理学療法士のネットワークのほかに、有資格の医師、カウンセラー、救急隊員が配備される。
そして、トラックドライバーおよび地域コミュニティにおけるHIV-AIDSの啓発と性感染症予防を目的として、性感染症の実例を減らすこと、ビジョンケアや糖尿病、高血圧、結核のための医療サービスの全範囲を提供するほか、HIV感染者数の脆弱数を削減することに向けて協働する。
両社は、全国の大規模な積み替え中継地点に、そのような医療センターを設立するために協力する。
ドライバーおよびコミュニティとの関係を強化
Apollo Tyresの社長兼最高経営責任者であるSunam Sarkar氏は、この提携について、「アショック・レイランドは、トラック業界の利害関係者であり、協働することにより我々はリソースの範囲と発展を最大化することができる。我々はすでに全国の複数の積み替え中継地点において同様の医療センターを31施設保有しており、コミュニティにサービスを提供している。」とコメントした。
また、アショック・レイランド、人事・情報・CSR担当の社長であるBalachander NV氏は、同社がドライバー社会に最善のサポートを提供するための最前線に存在してきたとの見解を示し、次のように説明している。
「毎月毎月長時間運転する商用車の運転は厳しい仕事である。運転に必要な高いレベルの集中は、ドライバーにとって緊張とストレスの主な原因となる。これらの労働条件は、定期的なケアに対する怠慢も要因となり、様々な健康問題につながる。この課題に対処するために、我々はApollo Tyresと提携し、トラックドライバーに最高の医療サポートを提供する。この提携を通して、我々は、個人と職務の両方にとって健康が重要であることを、ドライバーに教育するとともに、成長するドライバーコミュニティとの関係を強化することができる。」(プレスリリースより引用)
厳しい仕事であるドライバーの健康問題に対処
2,500平方フィートの広さを持つ新しいセンターは、ドライバー研修施設内コミュニティに健康に関する教育を行う適切な診断機器を備えている。
ドライバーは、20ルピーの登録料で、インド全土にある31のApollo Tyres医療センターでサービスを利用することができる。このイニシアチブの考え方は、医療上のメリットを提供するだけでなく、より良い生活に向けてドライバーを教育することである。
Apollo Tyresは2000年にヘルスケアイニシアチブを開始し、それ以来、インド全土にある31のセンターにおいて、HIV-AIDSの認識と予防、ビジョンケア、結核、その他のヘルスケアサービスを提供している。このイニシアチブは、コミュニティとの先進的で効果的な取り組みとして、多くの賞を受賞している。
(画像はプレスリリースより)
Apollo Tyres Press Releases
https://corporate.apollotyres.com/