大迫選手が来てくれた
9月26日、横浜市立大学附属病院は、9月18日にマラソンのプロランナー大迫傑選手が小児科病棟を訪問し、子どもたちとふれあうイベントを開催したと発表した。
2018年4月より、横浜市立大学附属病院の小児科では、神奈川県内の大学病院で初の CLS(Child Life Specialist)を設置し活動している。
CLSとは、医療環境にいる子どもや家族の精神的な負担の軽減して、主体的に治療が受けられるよう、心理社会的支援をする専門職のことをいう。
プロから直接伝授
大迫選手は、「正しく歩く姿勢」や「走るときのコツ」などを、小児科に入院や外来通院をする子どもたちに、遊びながら指導した。
また、参加できない子どもたちの病室を訪問。その際の大迫選手からの記念品のプレゼントは、療養中の子どもたちを元気づけたという。
今回のイベントを通して大迫選手は、子どもたちに「体を動かす意味」や「楽しさ」を伝える経験ができたとコメントをした。
特別な1日に
横浜市立大学附属病院は今回のイベントについて、小児科病棟の子どもたちが楽しめるよう、大迫選手のスポンサーであるマニュライフ生命保険株式会社と、特定非営利活動法人 Being ALIVE Japanの企画・運営により開催したとしている。
大迫選手とのふれあいで、子どもたちや家族からは「これからも頑張ってください」とエールが送られたという。
(画像は横浜市立大学附属病院より)
横浜市立大学附属病院
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