「地熱シンポジウムin湯沢」開催
2019年8月8日・9日の2日間、JOGMECが秋田県湯沢市において「地熱シンポジウムin湯沢」を開催、講演・トークセッション、温泉事業者・地熱開発事業者・学識経験者などへ向けたパネルディスカッションなどにより、地熱資源を地域に活かす方策を展望した。
また、国内で23年ぶりとなる大型地熱発電所「山葵沢(わさびざわ)地熱発電所」や地熱利用施設などを巡る地熱見学ツアーなどのプログラムも併催、地域と地熱発電・地熱利用について学習できる場を提供。
このシンポジウムには超党派地熱発電普及推進議員連盟の国会議員・秋田県議会議員・関係省庁・地方自治体・地熱開発事業者・温泉事業者・学生・地元住民など465名の来場があり、大盛況となった。
JOGMECの取り組み
秋田県湯沢市には上の岱地熱発電所や今年5月に運転を開始した山葵沢地熱発電所があり、地熱資源量調査中及び環境アセスメント手続き中の地域が存在する。
また、地熱直接利用施設や温泉の天然湧出・自然噴気など地熱徴候を活用した観光スポットなども多く存在し、地熱を活用した地域振興に注力している。
JOGMECは、今回のシンポジウムで得られた知見を踏まえ、地熱発電及び地熱利用の普及拡大に向けて一層の理解促進活動に取り組んでいく考えだ。
(画像はプレスリリースより)
JOGMECプレリリース
http://www.jogmec.go.jp/news/release/