水素、燃料電池、Eモビリティ分野に注力
Plastic Omniumは、水素と燃料電池を専門とするベンチャーピタル会社であるAP Venturesファンドの諮問委員会のメンバーおよび共同スポンサーとなったことを発表した。
既存のスポンサーには、トヨタと三井住友銀行がリミテッドパートナーとなっている未来創生ファンド、三菱商事、Anglo American Platinum、南アフリカの年金基金Public Investment Corporation(PIC)がある。
このように、Plastic Omniumグループは、水素を戦略的開発軸と見なしており、これからの水素、燃料電池、Eモビリティ分野の革新的な企業におけるグローバルな範囲での継続した投資のために、AP Venturesに追加のリソースを提供する。
クリーンでカーボンフリーな自動車の開発を推進
Plastic Omniumによるこの投資は、2019年7月に、2つの新しい研究開発センターを開設した直後に実施されている。
新設されたのは、1つ目がブリュッセルのΔ-Deltatechで、クリーンエネルギーに関する高度な研究を行っており、2つ目は、中国、武漢市のω-Omegatechで、アジアにおけるプロジェクトと水素の開発を行っている。
Plastic Omnium、戦略と開発担当の上級副社長であるFélicie Burelle氏は、次のようにコメントした。
「自動車業界は、非常に大規模な技術的変化の中にある。我々は、クリーンでカーボンフリーな自動車に不可欠な技術ソリューションを提供するイノベーションのための戦略を多様化し、加速している。主要な業界関係者とともに、AP Venturesに投資することは、Plastic Omniumの水素エコシステムの開発に対するコミットメントを示している。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
Plastic Omnium Press Releases
https://www.plasticomnium.com/