従業員のオペレーションをAIで可視化してニーズを分析
2019年8月5日、株式会社ソラスト(以下、ソラスト)と株式会社オプティム(以下、オプティム)は、ソラストが運営する一部のデイサービス施設に、オプティムが提供する「OPTiM AI Camera」(以下、同カメラ)を設置し、従業員のオペレーションをAIで可視化してニーズを分析する検証(以下、同検証)を9月よりスタートすると発表した。
両社は、介護施設において、同カメラを活用した転倒防止やセンサーによる環境管理を図り、満足度が高く、利用者に寄り添った魅力ある運営を目指すとしている。
なお、オプティムが提供する同カメラは、業界別・利用目的別に設置されたカメラからデータを収集し、学習済みモデルを活用して画像を解析することで、マーケティング、セキュリティー、業務効率などを支援するパッケージサービスだ。
「OPTiM AI Camera」導入の概要
同検証は、3つのSTEP順に実施する。2019年9月~12月のSTEPでは、ソラストが運営する一部のデイサービス施設に同カメラを導入し、従業員や利用者の人数状況や混雑状況、滞在時間、導線などを可視化し、デイサービス施設に求められるニーズを分析し、介護サービスのベストプラクティスを抽出する。
2020年1月~2020年3月のSTEPでは、ソラストが運営する全てのデイサービス施設に対してベストプラクティスを適用し、業務の効率化・改善を図る。
さらに、2020年度のSTEPでは、継続的にベストプラクティスの抽出・横展開を図りながら、AIを活用したデータ予測により、転倒事故の早期検知や利用者同士のトラブルをはじめとするリスクを事前検知するなど、利用者に寄り添った次世代型デイサービスの実現を目指すとしている。
(画像はソラスト公式サイトより)
ソラスト プレスリリース
https://www.solasto.co.jp/