デジタルラボの未来型店舗「スマートストア」
2019年07月12日、クラスメソッド株式会社は、昭和女子大学現代ビジネス研究所と株式会社ダイエーが進める実証実験について、技術支援を行ったことを発表した。
7月22日からスタートするデジタルラボの未来型店舗「スマートストア」の実証実験において、キャッシュレス、ウォークスルー機能開発と実装を支援し、構築および提供を行った。
キャッシュレス決済とウォークスルー機能
2.5m×2.5mの学生向け売場を昭和女子大学内に開設し、キャッシュレス決済とウォークスルー機能を用いて実証実験を開始する。キャッシュレス決済はアプリを利用し、ウォークスルー機能はセンサーとカメラによって、商品を持って店舗外へ出るだけで購入できる仕組みだ。
実証実験で得られた同売場の利用データは、同大学の学生のデジタルマーケティング学習および顧客体験の改善策検討に使用され、データの調査と分析も同大学の学生が担う。
期間は土日を除く2019年7月22日~31日(第1フェーズ)で、菓子類およそ50品目が販売される。第1フェーズでの調査後、2019年10月中旬に運営フェーズへの移行計画が持ち上がっている。
新世代のカフェ「Developers.IO CAFE」
「スマートストア」は、2019年2月に同社がオープンした実験店舗「Developers.IO CAFE」の実用検証で蓄えられたノウハウを投入した初の事例である。
「Developers.IO CAFE」は、レジレス、完全なキャッシュレス、ウォークスルー機能、来店前オーダーを実装した新世代のカフェだ。
カフェ内では一切現金を用いず、アプリのみを利用する。ドリンクを注文する場合は「Developers.IO CAFE」のカフェアプリもしくはLINEを利用して支払い、商品受取通知を確認してカウンターで受け取る仕組みだ。お菓子を購入する場合はQRコード読み取りだけで購入が完了する。
クラスメソッド株式会社とは
クラスメソッド株式会社はクラウド、ビッグデータ、モバイル、IoT、音声認識技術などの技術を用いて企業の技術支援を行う会社である。
特にAWS分野に力を入れており、2019年には「APN Cousulting Partner of the Year 2018」を受賞した。また、クラウド支援の導入実績は1,200社4,000アカウント以上だ。
プレスリリースにおいて、今後も技術による社会貢献を続けると明示している。
(画像はプレスリリースより)
クラスメソッド株式会社
https://classmethod.jp/news/20190712-swu-wt/