暴風雨の影響で土砂崩れなどが発生 作業する人が負傷も
世界の医療団が7月8日、バングラデシュ南東部のコックスバザールにモンスーン期が到来しており、様々な影響が及ぶことに懸念を表明している。
世界の医療団は、国籍や人種、思想、宗教など、あらゆる壁を越え、世界各地で「医療」から疎外された人々の支援を行う認定NPO法人だ。
ミャンマーから逃れたロヒンギャ難民70万人以上が暮らすコックスバザールでは、暴風雨の影響で土砂崩れなどが発生。地盤固めのために作業をしている少年が負傷するなどの被害があった。7月5日から10日にかけては1,000ミリの猛烈な雨が降ることが予想され、ぬかるみとごみなどが混ざり、衛生面への懸念もある。
難民キャンプへのアクセスが困難に 保健衛生なども実施
この暴風雨によって、世界の医療団やほかの支援団体が、コックスバザールの街から難民キャンプへアクセスすることも困難になっている。また、常時どこかで道路工事が行われていることもその原因の1つだ。
同NPO法人は、2017年12月より難民キャンプで活動を続けており、医療活動のほか、保健衛生・防災教育なども行っている。
(画像はプレスリリースより)
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世界の医療団
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