CO2排出ゼロ水素燃料、ハイブリットHHOガス
HHO(酸水素)ガスの生成装置、Eneco PLASMA R Hydrogen GASをエネコホールディングス株式会社が開発、発表した。
水の電気分解の原理を進化応用させ、少量の水と独自開発触媒の化学反応により電気をほとんど使用せず低温でありながら出力の高い、高濃度HHOガスの大量製造が可能な、世界初「二酸化炭素排出ゼロ」水素燃料の発生技術である。
世界最高パフォーマンス
現在の水素燃料価格が、この装置により3分の1以下になるという。原料は水で、資源の輸入や大規模な設備投資は不要。
化石燃料及びガス(天然ガス、LPG、都市ガス等)の代替え用のエネルギーとして使用可能で、資源循環型社会を構築することができる。
クリーンエネルギー
化石燃料の燃焼、バイオマスの活用、太陽光発電などの再生可能エネルギーによる水素燃料生成など、地球上に単独で存在しない水素の製造のために大量の二酸化炭素や硫黄分を排出しているのが現状となっている。
同社ではかねてより温室効果ガスの排出削減を目指し、エコ燃料技術の研究をしており、2015年には油50%、水50%の完全融合「エマルジョン燃料」を開発。バスの公道走行時、二酸化炭素排出を約半分に抑えることに日本で初めて成功した。
水から水素を取り出し最後には水に戻すという、生成から使用に至るまで一切二酸化炭素を出さない世界初の好循環型エネルギー、エネコハイブリッドHHOガスの開発・活用により、約8リットルの水で1ヶ月分の使用する電気量を自宅で作ることができる日が来るという。
(画像はプレスリリースより)
プレリリースサイト:@プレス
https://www.atpress.ne.jp/news/187330