地域を分析、5月は都内のグルメ情報がランクイン
外食もおうち時間でも韓国料理が人気
韓国料理、10位以内に3つもランクイン
東京お出かけスポット自由が丘や新大久保が人気
株式会社パスチャーは、Instagram分析ツール「MASAI」のトレンド分析データによる調査から、「6月度Instagramトレンド予測レポート グルメ編」を発表した。
スコアリングされた1ヶ月分(2021年5月1日~5月31日)のハッシュタグと関連ワードから「地域」、「一般名詞」、「固有名詞」の3つのカテゴリーに分けて分析したという。
地域に関するものをまとめると上位には東京のお出かけスポットの自由が丘や新大久保などが独占。続いて観光地の鎌倉、京都・愛知などがランクインした。
4月は京都が大差をつけて人気だったという。しかし5月は都内のグルメ情報が注目を集めており、関連ワードには具体的な店名が入っていることからその地域の中においても特に人気なスポットであるといえるとしている。
海外を連想させるグルメ情報が人気
一般名詞のハッシュタグについて分析したところ、5月は海外を連想させるグルメ情報の人気が高く台湾や韓国などがあがった。
また外食だけでなくおうち時間でも人気が高いことがわかる。それは、韓国風の料理を作っている投稿が多くありレシピの詳細を記載している投稿には高いエンゲージメントを獲得していたからである。
10位には「昼飲み」がランクイン。緊急事態宣言下であるため飲食店での酒類の提供が控えられている状況であるが、自宅にて居酒屋風のメニューを作り楽しんでいる投稿が目立った。ここでも韓国風の料理の投稿が多く見受けられたという。
韓国グルメブーム到来
固有名詞のハッシュタグについて分析したところ、4月は抹茶スイーツが人気から抹茶専門店の店名が多くランクインしていたという。
しかし5月は東京を中心とした飲食店が注目されておりここでも韓国ブームが判明。2位の「#サーモンパンチ」、4位の「#トンマッコル」、10位の「ソウルティラミス」から韓国料理を提供する飲食店のハッシュタグが多くランクインしている。
飲食店にとって消費者のトレンドの動向は重要であるが、「#サーモンパンチ」など具体名が並んでいることから多くの人から支持されているとみられる。
(画像は株式会社パスチャーのプレスリリースより)
株式会社パスチャー
https://corp.pasture.biz/press/1419/