2019年同期の26.97兆ウォンから2.3%増加
ヒュンダイ自動車は10月26日、2020年第3四半期の業績が27.58兆ウォンになったことを発表した。
同社の2020年第3四半期の業績が2019年同期の26.97兆ウォンから2.3%増加し、27.58兆ウォンになった。
SUVモデルとジェネシス・ブランドの堅調なセールスなどが、不安定な経済環境及び為替レートにもかかわらず、第3四半期の収益を押し上げるのに至った。また、インドとロシアでの堅調なセールスも収益の増加に貢献している。
世界の市場におけるセールスの正常化にフォーカス
ヒュンダイ自動車は、新型コロナウイルスの感染拡大が再び始まることへの不安と、為替も不利な状況になっていく懸念がある中、収益性の向上と世界の市場でのセールス正常化に焦点を合わせていく。
SUVラインアップを含めた新モデルのセールス拡大に注力し、特に世界市場での新型「ツーソン SUV」と「ジェネシス GV70」の成功を目指す。更に、ビジネスプロセスを改善して全社的なシステムを実装。自動車開発におけるプロセス全体で潜在的な問題を早期に検出し、品質の問題が繰り返し起きないようにする。
同社は今後、市場を先導する燃料電池技術でモビリティの電化を加速させ、自動車業界に変革をもたらすEVラインアップの拡大に注力していく。
(画像はヒュンダイ自動車 ホームページより)
ヒュンダイ自動車 プレスリリース
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