前年同月比で50%以上売上が減った飲食店が多数
オンライン予約サイトやSNSを通じ参加店舗であることをアピールへ
「オンライン予約サイトに参加する」飲食店の半数以上が「食べログ」を利用
8月の売上、前年同月比で50%以上減ったが最多
株式会社シンクロ・フード(以下、シンクロ・フード)が9月15日から17日にかけて、同社運営の飲食店に特化したリサーチサービス「飲食店リサーチ」の飲食店.COM会員546人を対象に、Go Toイートキャンペーンに向けた飲食店の対応について調査を実施、その結果を9月30日に発表した。
同調査においてシンクロ・フードが、『2020年8月の売上の昨年対比をお答えください。』と質問したところ、「前年同月より50%以上減った」という回答が最も多く全体の34.1%を占めた。『Go Toイートキャンペーンに参加されますか?』という質問では、「検討中」が最多の48.2%に上っている。
また、『「プレミアム付き食事券」と「オンライン予約サイト」のいずれも参加する』という回答が全体の22.0%、『「プレミアム付き食事券」のみ参加する』が9.2%、『「オンライン予約サイト」のみ参加する』が7.1%という結果になった。
SNSで参加店舗であることをアピールする飲食店が多数
『「参加する」と応えた方にうかがいます。貴店がGo Toイートキャンペーンの対象店舗であることをどのような方法でアピールしますか?』という質問では、「オンライン予約サイト」と「Twitter、Instagram、facebook、LINE公式アカウントなどのSNS」という回答が同率で69.9%となっている。
また、オンライン予約サイトを通じてGo Toイートキャンペーンに参加すると表明している店舗に、『「オンライン予約サイトに参加する」と答えた方にうかがいます。以下のうち、どのサイトを利用される予定ですか?』と質問したところ、「食べログ」という回答が最も多く64.8%となった。
飲食店などに対して本当に有効的な支援策なのか?
『Go Toイートキャンペーンへの期待度をお教えください。』という質問では、「あまり期待していない」と「まったく期待していない」という回答が全体の39.4%になっており、店舗などに分かりづらいシステムであるといった声もある。
一部だけ利益が上がる仕組みではなく、どんな飲食店でもちゃんと恩恵を受けられるようにして、本当に有効的な支援策・キャンペーンにすることが求められていると言える。
(画像はプレスリリースより)
株式会社シンクロ・フード プレスリリース
http://www.synchro-food.co.jp/news/press/3177飲食店リサーチ
https://www.inshokuten.com/research/company/