IBM、SAP Concurソリューションの導入をサポート
2020年9月25日、日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)は、株式会社コンカーと共に、SAP Concurソリューションを採用した慶應義塾大学にコンサルティングからシステム導入までサポートすると、発表しました。SAP Concurソリューションの日本大学での導入は、初めてとなります。
導入の経緯とは
慶應義塾大学は、2019年6月からデジタルトランスフォーメーションプロジェクトの一環として、Concur Expense、Concur Invoiceの実証実験環境を使用して、ペーパーレス化や業務プロセスの効率化検証を行っていました。結果、改善がみられ、間接費管理基盤を既存紙中心業務から、SAP Concurソリューション導入に、代替えする決定をしました。
導入プロジェクトは、2021年12月に同大学への導入、その後大学院などへの段階的な導入を予定しています。IBMは、コンサルティングから、要件定義、システム導入までサポートします。
ソリューション導入のメリット
慶應義塾大学は、ソリューションを導入することで、さまざまな資金源を使用した研究の支払い、精算伝票の複雑化したルールや手続きを効率化し、研究者や職員の負担を軽減する見込みです。
また、ルールのシステム化により規範の向上、購買実態の分析によるリスク抑止などの効果を期待しています。さらに、負担軽減による研究者の時間確保にもつながると予測しています。
(画像は日本アイ・ビー・エム株式会社 公式サイトより)
日本アイ・ビー・エム株式会社 ニュースリリース
https://jp.newsroom.ibm.com/