完全会員制サブスク型寿司店『すしおん』2店舗オープン
株式会社ファビー(以下、ファビー)は、10月4日表参道エリアと飯田橋・神楽坂エリアに、完全会員制寿司店『すしおん』2店舗をオープンすると発表した。
完全会員制のサブスク型飲食店の運営と、飲食店向けサブスクツールの提供を行っているファビーが、「新たな寿司体験」を提供するため立ち上げた、新しいサブスク型寿司店が『すしおん」だ。
サブスク型完全会員制寿司店『すしおん』は、そのコンセプトがオープン前から多くの賛同を得て、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で、400名以上の会員と1560万円を超える支援を獲得している。
そうして得た支援金を、店舗の施工費や食材仕入れルート開拓の費用にあて、オープン前のメニュー開発には、会員の意見を取り入れるなどして、準備を進めてきた。
『すしおん』が提供する「新たな寿司体験」
『すしおん』は、完全会員制で「焼かない焼肉店」として「様々な肉体験」を提供している『29ON(にくおん)』が「寿司」を再定義し作った新ブランドだ。
旨みの種類や強さが異なるため、通常一緒に食べても一体感が出にくいとされる肉と魚を、調味料や飲み物との組み合わせによって、口の中で一体化させ、美味さが口の中で爆発するような瞬間を提供することを目指している。
そんな「肉と魚の組み合わせによる新たな寿司体験」を提供するのが『すしおん』で、通常の寿司店とは異なり、寿司職人とシェフがタッグを組んで取り組む点も画期的といえる。
すべてが新しい形式の寿司店
完全会員制寿司店という形態はこれまでもあったが、開店前から会員を募り支援金を集め、メニュー開発にも携わるという会員制寿司店は、ネット時代の今ならではであろう。
また、サブスク型という形態により、年会費を店舗運営や食材原価にあてることで、一般的な飲食店よりも高い原価率を叶え、希少な食材を使用したメニューが提供できるため、会員にとっては大きなメリットもある。
会員が開店前から関わりを持つという、新たなサブスク型飲食店のモデルが始まった。
(画像はプレスリリースより)
オープン前に1,500万円集めた「サブスク型飲食店」の新業態。完全会員制『すしおん』が10月4日、表参道エリアと飯田橋・神楽坂エリアにグランドオープン。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000016506.html