飲食店の情報を調べる情報源は「パソコンのインターネットサイト」が7割弱だった
「スマートフォンのインターネットサイト」が4割強で年々増加している
飲食店情報サイト等の重視点「割引クーポンなどの特典の多さ」は減少傾向にある
情報源はパソコンが7割弱
マイボイスコム株式会社は9月9日、「飲食店情報の検索」に関する調査結果を発表した。調査期間は8月1日から8月5日までとなっており、10代から70代までの男女10,199名の回答によるものである。
飲食店の情報を調べる際の情報源はどこからか、という質問に対して「パソコンのインターネットサイト」が68.5%で最も多かった。次いで「スマートフォンのインターネットサイト(44.4%)」「紙媒体(24.1%)」「アプリ(20.4%)」となっている。
「パソコン」「紙媒体」は減少傾向にあり、「スマホ」「アプリ」は年々増加傾向にあることがわかった。
「特典の多さ」は減少傾向に
飲食店の情報サイトや、アプリを選ぶ際に重視する点として、「登録店舗数の多さ」が38.1%と最も多かった。次いで「検索方法のわかりやすさ(36.2%)」「口コミ件数の多さ(27.4%)」となっている。
「割引クーポンなどの特典の多さ」は23.2%であり、過去調査(2015年は31.0%)と比較すると減少傾向にある。
シニア世代のスマホ所有率も約8割に
MMD研究所によると、2020年のシニア世代(60歳から79歳)は、92.9%がモバイル端末を所有しており、そのうちスマートフォンの所有が77.0%という結果だった。
緊急事態宣言後にモバイル端末の利用が増えたとの回答も2割ほどあり、2019年の同調査では、スマートフォンの利用者は68.5%であったが、1年で8.5%も増加している。
今やスマートフォンは全世代で利用されており、情報収集としても大事なツールである。
飲食店の情報サイトに、「割引クーポンや特典の多さ」を求めるのではなく、「わかりやすさ」を求める声が多いのは、利用者が世代問わず増えているという背景があるからだと考えられる。今後も情報のわかりやすさを求める声は、増えていくだろう。
(画像はプレスリリースより)
マイボイスコム株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000947.000007815.html