繊維産業に関わる企業が制度の理解を深められる内容に
経済産業省が6月10日に、「繊維産業における外国人技能実習制度理解促進セミナー」を開催すると、5月17日に四国経済産業局が発表しました。
先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図るため、技能、技術又は知識の開発途上国などに移転し、経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的として、外国人技能実習制度が存在しています。
しかし一方で違反事例が散見され、国内外でのリスクとなる可能性があると考えられています。特に繊維業界では適正な労働環境の整備などが求められており、技能実習実施者による実習の適正な実施のほか、実習実施者などが制度を十分に理解することが重要です。同セミナーでは、繊維産業に関わる企業などが制度の理解を深められる内容になっており、無料で参加することができます。
5つのプログラムで構成、オンラインと会場参加が可能
同セミナーは「外国人技能実習生を受け入れている繊維関連企業の人」や、「繊維産業の監理事業を行っている監理団体の人」、「外国人技能実習生を受け入れている企業と取引関係にある繊維関連企業の人」が対象です。
「繊維産業における外国人技能実習制度に関する現状と課題」や、「外国人技能実習制度の概要と適正化に向けた課題等」など、5つのプログラムで構成されており、最後には質疑応答の時間も設けられます。
参加費は無料。会場は「一般財団法人今治地域地場産業振興センター4階 第1研修センター」で、Microsoft Teamsを使用してオンラインでの参加も可能です。
(画像は四国経済産業局 ホームページより)
四国経済産業局 プレスリリース
https://www.shikoku.meti.go.jp/