自問自答とフィードバックで上達する
4月6日、「Inc.」では、パブリックスピーキング能力を向上させるうえで、「自問自答」「フィードバック」が重要になると説明した。
他者からのフィードバックをアドバイスとして捉え、「なぜ」「どのように」と自問自答しながら練習や実践を積み重ねることで、人前で話すスキルは磨かれるという。
自問自答を意識的に行う
やはり、基本的な問い掛けとしては、「どうすれば人前で上手に話せるのか」である。言葉選び、表現や言い回し、話の構成や展開をはじめ、相手に伝わる話し方を自問自答する。
シンプルな質問であるが、自問自答を意識的に行うとパブリックスピーキング能力は劇的に向上する。
ネガティブなフィードバックこそ受け入れる
多くは、フィードバックを聞くと身構えてしまう。人格を否定されているように聞こえ、直接的に受けることを嫌う人は少なくないだろう。
しかしながら、プレゼンテーション、スピーチなどのパブリックスピーキングにおいて、他者からのフィードバックは非常に重要である。とりわけ、ネガティブなフィードバックは、話し方や伝え方を改善するための具体的なアドバイスとなる。
そこで、自分のミスや失敗を指摘する人を鬱陶しいと思わずに、他者からのフィードバックを積極的に求める。ネガティブなフィードバックは、人格ではなく、行動に対する指摘である。
ネガティブなフィードバックに耳を傾け、素直に受け入れることにより、パブリックスピーキングにおける課題や問題を改善でき、話す力は向上する。
それゆえ、優れた話し手は、他者からのフィードバックを積極的に受け入れ、それを次に活かしている。また、ネガティブなフィードバックを受け入れることは、自信の表れともなる。
(画像はPixabayより)
Inc.
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