鬼が祀られている神社があるのをご存知ですか?
2月3日の節分は、あらゆる“鬼”を外に出し、福を招く年中行事。日本でも今も親しまれています。
鬼=悪いもの、怖いもの。そう思っている方も多いはずだし、そう教わって育ってきました。しかし!そんなコワ~イ鬼が、神様として祭られている神社があるのを、ご存知ですか?
ウワサの神社・・・埼玉・比企郡にあります
その“鬼”が祀られている神社は、埼玉県の比企郡・嵐山町にあります。その名も「鬼鎮(きじん)神社」。鎌倉時代、この地方を治めた畠山重忠が鬼門の方角に厄除けのために建立したと伝えられています。ここでは、鬼は「必勝祈願」の縁起の良い神様。受験生やスポーツ選手にご利益があると参拝客も多いんです。
その鬼鎮神社の節分って、どんな風に行われるのでしょうか?
やっぱり「鬼は外~」になるのでしょうか??(写真はイメージです)
かけ声は「福は内、鬼は○、○○そと」
節分のお祭りですから、勿論豆まきをします。しかしここからが、さすが鬼が神様の神社。福豆をまくのは、なんと鬼!鬼がまくんです!そしてかけ声も「福は内、鬼は内、悪魔そと」。
そう。外に行くのは、鬼ではなく、悪魔なんです!鬼は、力のある神様。今年の節分、筆者は「悪魔~そと~」で行こうかな、と思ってしまう、素敵なかけ声ですね!
<鬼鎮神社 節分祭>開催場所:
鬼鎮神社 埼玉県比企郡嵐山町川島1898
問い合わせ:
嵐山町観光協会(役場内) TEL:0493-62-2150