2008年にロボット事業推進室を設置 新機能を搭載
大和ハウスグループで、環境エネルギー事業やロボット事業、農業事業などを展開している大和ハウス工業株式会社が、橋やトンネルなどのインフラ点検をサポートする狭小空間点検ロボット「moogle evo(モーグル エヴォ)」を発売したと、6日のプレスリリースで発表した。
大和ハウス工業株式会社は、2008年10月にロボット事業推進室を設置し、戸建住宅の床下空間や溝などの点検向けに「moogle」を発売。今回はその「moogle」に、橋やトンネルなどのインフラ点検を、効率的にサポートできる機能を搭載した「moogle evo(モーグル エヴォ)」を発売している。
「橋梁定期点検要領」に対応 カメラ性能やクラック判定機能を向上
国土交通省はインフラ管理者に、5年に1度の定期的な点検と、詳細な損傷内容の把握を求める「橋梁定期点検要領」を、平成26年6月に策定した。この策定に関し、効率的に対応するため「moogle evo(モーグル エヴォ)」には、新機能として高解像度カメラや、クラック幅自動判定機能などを導入。
より微細なクラックを認識し、クラック幅に応じて自動で色分け表示も可能。コードレス無線中継器や温度・湿度計、大容量バッテリーも搭載されており、インフラ点検に特化した狭小空間点検ロボットとなっている。
(画像は大和ハウス工業株式会社 ホームページより)
大和ハウス工業株式会社 プレスリリース
http://www.daiwahouse.com/