アマチュア写真やプレス写真など多数を収集
初期植民地時代の写真を特集した展覧会「ビルマの写真家」が、Secretariatの東棟において開催されている。
このイベントは、ゲーテ・インスティトゥートによって企画され、オーストリアのキュレーターで写真家のルーカス・バーク氏によって監修されたもの。バーク氏の広範な研究は、ビルマの独立までの道を辿っている。
バーク氏は、古物商や写真スタジオの隠れた保存記録を探して、スタジオの写真、アマチュア写真やプライベートな写真、プレスや広告の素材など、1万点以上の写真を収集した。
バーク氏は、展覧会の開催に関する作業について質問され、未確認のビルマ写真家の名前を保存したいと述べた。
さらにバーク氏は、次のように説明した。
「会場にある写真は、記者会見の時の写真だけではありません。美しい写真や、会議中のアウンサン将軍の写真もあります。」(プレスリリースより引用)
歴史的写真の展示で現代の写真家にも影響
展示された写真は、ミャンマーを訪れた最初の写真家であったインドの写真家によって捉えられた歴史的なものも含んでいる。さらに、ビルマの写真家、様々な世代の著名人、アウンサン将軍による独立への道などに関する多数の写真などがある。
ゲーテ・インスティトゥートのKo Win Htet氏は、次のように述べた。
「当初、1910年には地域の写真家がほとんどいませんでしたが、その数は増加しています。展覧会は、昔の写真家に注目させるだけでなく、今の世代の才能を引き出すことも目的としています。」(プレスリリースより引用)
展覧会は、3月11日まで開催されている。
(画像はプレスリリースより)
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/