無料で利用できる不動産業界初の顧客向けサービス
大和ハウスグループのコスモスイニシアは2月22日、人工知能(AI)による不動産価値の将来予測と投資プランシミュレーションが行えるサービス「VALUE AI(バリューアイ)」を、同日から、不動産業界で初めて顧客向けに提供開始すると発表した。
リーウェイズが開発したAIによる物件の査定システム「Gate.」を基に、30年以上の投資用不動産事業で培ってきたノウハウを用い、「Gate.」を独自にカスタマイズし開発された一棟投資用・賃貸不動産の査定・投資プランシミュレーションサービスで、所有の一棟投資用不動産の売却や購入・資産の入れ替えを検討する際など、客観的な判断材料として活用できる。
不動産価値の現状や将来予測を分かりやすく可視化
「VALUE AI」は、膨大な物件データとAI独自のアルゴリズムにより、立地や構造、築年月に面積など、複雑すぎる要素をAIが瞬時に解析し、スピーディに現在の不動産価値や、任意で設定する購入から売却までの保有期間の利回りを算出できる。
賃料変動率や空室率など多角的なデータをもとに将来の不動産価値がどのように推移するのかをAIが予測。視覚的に提示するだけでなく、不動産オーナー自身で条件を変更し、自身の現状に合わせた投資プランシミュレーションを行うことも可能。また、保有不動産を登録することができ、不動産ポートフォリオの管理ツールとしても有効となっている。
今後、利用者アンケートを実施しながらさらなる機能拡充を予定しており、より役立つサービスとなるよう順次バージョンアップを実施予定となっている。
(画像はプレスリリースより)
コスモスイニシア プレスリリース
https://www.cigr.co.jp/newsrelease/news/2018/02/コスモスイニシア 「VALUE AI」
https://value-ai.jp/