自律飛行の屋内ドローンを利用して、オフィス内の残業監視
総合ビルメンテナンスの大成株式会社、ドローン・UASのシステムインテグレータであるブルーイノベーション株式会社、NTT東日本の3社は、2018年4月より、業界初となる、屋内ドローンを使った社員健康管理サービス「T-FREND」の試行サービスを開始する。
これは、業界初の操縦者やGPSに頼らず自律飛行を行うドローンの屋内飛行を実用化し、搭載された高度なセキュリティー画像システムなどを使ってオフィス内の残業監視などを行うというもの。
近年増加している社内の情報セキュリティーの強化を目的とした夜間のオフィス警備ニーズとともに、残業者への退社催促の要望を受けて開発された。
設定された巡回ルートを決められた時間に飛行、映像を記録
大成とブルーイノベーションは2016年4月よりオフィス内の監視カメラ等の映像を主軸としたシステムの開発を開始し、開発を進めてきたが、屋内自立型飛行のドローンを活用した監視サービスに、NTT東日本の提供するセキュアな通信ネットワークを加えて「DRONE×HEALTH×SECURITY」をキーワードとしたシステムが誕生した。
「T-FREND」サービスでは、対象となるオフィス空間の巡回ルートを設定すれば、決められた時間にそのとおりに飛行し、搭載されたカメラによりクラウド上に映像を記録、高度セキュリティー回線によって、映像や画像を安全に通信することが可能とのこと。
大成らは、2018年4月より試行サービスを開始し、同10月から同サービスを本格的に開始する。
(画像は大成株式会社HPより)
大成株式会社、ブルーイノベーション株式会社、東日本電信電話株式会社千葉事業部のプレスリリース
http://www.taisei-bm.co.jp/ir/pdf/20171207.pdf