ミレニアル世代の忠誠心
THE GLOBE AND MAILでは10月21日、ミレニアル世代への職場での対応について掲載。「忠誠心」という言葉の意味は変化しており、認識を変えるべきだという。
時代背景を探る
労働力がミレニアル世代に変わっていくと、雇用主は従業員の忠誠心やエンゲージメントが期待できないのではという懸念があるようだ。しかし彼らには「忠誠心」はあるが、言葉自体が違った意味を持っていると話す。
彼らの成長期は、レイオフが行われていた世代だ。自身の親族が組織から一時待機や解雇を受けた経験を持つ、またはその社会を見て育っていることから、組織との結びつきは、数年ではなく数か月だという。
また信頼は求めるだけではなく、与えなければ応えない。
大切なのは理解すること
彼らの忠誠心を引き出すには、まず学ぶ機会を与えることだと語る。彼らの成長期は経済的状況から、お稽古など勉強以外の学習には制限があった。仕事を楽しむための学ぶ機会が必要だという。
また勤務に柔軟性を持たせること。彼らは仕事とプライベートの区別をきちんと与えることで、企業の目標や危機に戦力となる。
そして学校や家庭でもフィードバックに慣れ親しんだ世代であり、コミュニケーションが欠かせないという。2016年のギャラップの調査では、頻繁にマネージャーと話をした組織は高いエンゲージメントを持つことが明らかになっている。
(画像は写真ACより)
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