危険体験や救命処置体験などの安全教育を行う施設
トーエネックは10月3日、「安全創造館」が開館したと発表した。
安全創造館は「電柱墜落体感」や「高圧感電体感」など31の危険体感設備と、「救命処置体験」など5つの体験設備から構成されてた教育施設。これまでの「見る・聞く」といった安全衛生教育に加え、作業中に潜む危険の可能性を実際に「体感」することで、安全意識の向上を図るのが目的だ。
今まで以上に安全衛生教育に注力
開館式ではトーエネックの代表取締役社長 社長執行役員の大野智彦氏が、近年、作業工具の改良などで作業の安全性が向上しているが、その一方で危険を実感する機会が減ってきていると説明。
そして、作業における危険を体感できる「安全創造館」の開館を機に、安全衛生教育などを今まで以上に充実させていくと挨拶した。
また、出席した来賓からは「安全創造館」における安全衛生教育への期待を込めた挨拶が述べられ、その後テープカットが行われた。
トーエネックでは、
作業災害や事故の防止と従業員の健康維持を最優先
(プレスリリースより)
に考えており、開館後は、トーエネックや協力会社の現場管理・監督者、作業者向けの教育を行う。また、将来的には社外からの受け入れ教育も実施する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社トーエネックのプレスリリース
http://www.toenec.co.jp/news/2017/20171003_02/