2017年9月27日発表
株式会社熊谷組は、在宅自立歩行支援器「フローラ・テンダー(FLORA・TENDER)」を開発したことを2017年9月27日に発表した。
歩行や立ち座りを助ける
熊谷組では、高齢化が進む社会において安心して生活できる住環境の整備が必要であると考え、在宅で家族に頼らない自立生活支援を図るため「体重免荷式歩行支援機器 フローラ」を2001年に開発し、今回、新たな改良を行った「フローラ・テンダー」を開発した。
「フローラ・テンダー」の概要としては、基本コンセプトが「自由に歩く、自由に活きる」で、杖や介助があれば歩行ができるが転倒の心配がある人や、膝の痛みなどにより歩行がつらい人を対象としている。
主な機能としては、モーターによる介助で立ち座りを助ける「立ち座り介助機能」、体重を歩行器が支えることで前のめり転倒などを防ぐ「転倒防止機能」、体重を軽減し膝の痛みなどを軽減する「体重免荷機能」を備えている。
「フローラ・テンダー」の特徴としては、コンパクト設計で狭い廊下などでも向きを変えられるので個人住宅で使用しやすく、体重免荷に必要なスリングは「ジーンズタイプ(スリング・ジーンズ)」が新たに開発されたので、日常生活でも違和感なく着用できるとのことだ。
(画像は熊谷組ホームページより)
熊谷組 プレスリリース
http://www.kumagaigumi.co.jp/press/2017/pr_170927_1.html