刑務所で従業員のメンタルヘルス
KIEM-tv.comでは9月7日、精神的に不安定な従業員を対象に、米国オレゴン州ユージーン市の刑務所で8月に行われた特別トレーニングの様子を報道している。
コミュニケーションによる治療
同トレーニングは、フンボルト郡刑務所の職員、保健福祉課のメンタルヘルススタッフ、そして受刑者たちと職業訓練に協力している開業医などがインストラクターとなり、仕事や職場で不安を感じている従業員への治療を導くものだ。
彼らはインタビューを行い、それぞれの結論を導き出すためのコミュニケーションを構築している。
参加者は自身の置かれた状況や、自身の間違いなどを理解し、自覚することで、今後どのように対応すれば良いのか、その治療法や行動などを見つけることができる。
そしてワークショップのあと、職員がコミュニケーションを成功させるための作業プログラムなどが行われた。
自身を理解することで結論が見つかる
受刑者に社会復帰を支援するインストラクターたちは、自身を理解させるためにコミュニケーションが必要だという。
彼らが普段受刑者に行っていることも、再び間違いを犯さないために、再び刑務所に戻らないよう、自身の間違いを自覚させ、社会復帰できるための治療プロセスを導くメンタルヘルストレーニングを行っている。
(画像は写真ACより)
KIEM-tv.com
http://kiem-tv.com/