AI技術開発が高まるカナダ
カナダでAI技術を導入するベンチャー企業が増加を続けている。また政府と機関がAI研究に資金を投入しており、7月21日のBetakitによると、カナダは世界のAIシステムを牽引する勢いだという。
雇用創出の機会と発展
AI技術への関心の高まりはまた、技術者のための雇用機会を創出している。
求人情報サイトIndeed(インディード)の新しいレポートによると、2015年6月以降、カナダ全土でAIやロボットに関する雇用機会は500%の増加だという。求職者の関心は263%に増加している。
雇用機会が集中している年はトロントで、全体の37%。バンクーバーで14%、モントリオールで13%、バーナビーで8%、オタワ5%などとなっており、これらと比較しても、トロントはAIへの関心と技術開発に力を入れている。
今後もカナダのAI分野への取り組みは増加していくと予測している。具体的には、機械学習のエンジニアの需要が高かったことが明らかになっている。これは過去1年間でカナダのAI求人情報の61%を占めていたという。
課題は人材育成
しかし同時に重要な局面に達しているという指摘もある。それは才能の発掘、および人材育成だ。
今後は、AI技術者を育てるためにどのような機関に投資し、適切なスキルを身につけ、業界を推進することができるかが発展の鍵となりそうだ。
(画像は写真ACより)
Betakit
http://betakit.com/