60日以上の就業不能状態をサポート
日本生命は、2017年10月2日より、「ニッセイ就業不能保険(無解約払戻金)“もしものときの・・・生活費”」を新しく販売することを、8月10日発表した。
この商品は、入院や在宅療養などで所定の就業不能状態が60日以上継続した場合に、顧客ならびに家族の、支出増加や収入減少に伴う経済的負担を和らげ、生活費をサポートする。また、病気やケガの内容を限定せず、精神疾患により就業不能状態となったときにも保障をする。
開発の背景
生活保険文化センターが行った「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、就業不能となった場合の必要生活資金について、約8割の78.8%の人が「不安」と回答した。
また、同社がこれまでに病気やケガなどで入院もしくは在宅療養を経験した人達にアンケートを実施したところ、約4人に1人が「2カ月以上休んだことがある」と回答した。
さらに、公的保障の受給状況をみてみると、障害年金の受給者は2003年から2012年までの10年の間で、30万人ほど増加し、受給者数も198万人(2012年)となっている。
そのため、公的保障を受給したとしても、健康なときほどの収入を維持することは困難となり、さらに治療費、家事・育児代行費などの負担がかかり、生活費が不足することが懸念される。
日本生命はこのような社会的背景や顧客のニーズをふまえ、新商品を開発した。
(画像はプレスリリースより)
日本生命 ニュースリリース
http://www.nissay.co.jp/news/2017/pdf/