従業員の意識調査
従業員が辞めていく理由は何だろうか。London loves Businessでは7月27日、辞めていく従業員の理由や特徴を調査したレポートについて掲載している。
従業員が辞めていく理由は?
採用されたスタッフが才能を活かし、キャリアを積んでいける企業は利益につながっている。英国のあるレポートでは、従業員が会社を去る主な原因は「退屈・不満」35%、「ワークライフバランス」31%、「キャリアの停滞」30%となっている。
「退屈・不満」では、従業員が無駄だと感じている時間は週に5.3時間、大企業で7.1時間にもおよび、英国全土ではロンドン、南東地方で平均6.4時間と高い数値を示している。
仕事の質だけではなく、非効率的な内部プロセスも要因の1つではないかと語る。調査の中で、30%のマネージャーは終日会議で無駄な時間を費やしていると述べている。
辞めていく人の特徴は?
また、キャリアの停滞で「チャレンジ」できない人は32%、慣れた業務ばかりで「退屈」だと感じている人は30%。
辞めていく従業員の特徴は、「目標を持てない」「イニシアチブ(率先力)がない」「休憩・休暇ばかり」「職場での態度が悪い・反社会的態度」などが挙げられている。
こういった従業員の不満を減らすにはどのように改善していけば良いか、その取り組みが企業利益に大きく関わってくると語る。
(画像は写真ACより)
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