全ての子どもたちへの投資
2019年1月31日、ユニセフはミャンマー政府当局に対する、ユニセフ(国連児童基金)事務局長のヘンリエッタ・フォアの要請内容をホームページで報告した。
フォア事務局長は3日間に渡ってミャンマーを訪問、首都ネピドーでは政府関係者、ラカイン州では子どもたちやその家族と面会した。
フォア事務局長は3日間に渡ってミャンマーを訪問、首都ネピドーでは政府関係者、ラカイン州では子どもたちやその家族と面会した。ミャンマーの発展と安定、調和のとれた社会の構築を願い、フォア事務局長はミャンマー政府当局に対して、全ての子どもたちへの投資を強く要請した。
劣悪な環境のキャンプ
ミャンマーでは、劣悪な環境のキャンプで暮らす子どもの数は、12万人以上にも上る。貧困状態の子どもは55%に上り、キャンプにおけるサービス(教育や保健、保護など)も乏しい。
「宗教、民族、市民としての立場に関係なく、最も厳しい状態にある子どもたちに今、投資するべき」とのメッセージを、フォアはアウン・サン・スーチー国家顧問にこうした伝えて、人道支援のアクセスを確保した。
また、フォア事務局長は、全ての子どもたちの為に、基本サービスの質を高めて、広げることの重要性も強調した。
(画像はユニセフのホームページより)
ユニセフ
https://www.unicef.or.jp/