検査、診断から治療まで
1月10日、東邦大学医療センター大森病院は、公開講座「前立腺がんについて」を1月26日(土)に開催すると発表した。
一般の人を対象に講演を行うのは、東邦大学医療センター大森病院 泌尿器科 中島 陽太医師。「前立腺がん」における、検査、診断から治療まで、広く範囲で話をするとのこと。
身近にある「前立腺がん」
膀胱の真下で尿道を取り囲み存在している、男性特有の臓器が前立腺。この部分に発生する悪性腫瘍が「前立腺がん」であり、年々増加傾向であるという。
原因は、高齢化や、食生活の欧米化などとされる一方、現代医療において、診断能力の向上により、従来では発見できなかったがんが見つかり、罹患数の増加に関係しているとのこと。
現在、日本男性の「がん」において、「前立腺がん」は第4位の罹患数。日本よりも、「前立腺がん」の頻度の高い米国では、男性の20%が罹患している。
つまり、「前立腺がん」は、身近にある「がん」であるという。
適切な治療で治すことができる
「前立腺がん」の死亡率は、男性のがんの中では第6位。罹患率よりも低いとしている。
身近な「がん」である「前立腺がん」は、適切な治療により治すことが可能、あるいは予後を伸ばすことができるという。
日時は、1月26日(土)13:00~14:30。会場は、東邦大学医療センター大森病院 5号館 地下1階にある臨床講堂にて行われる。定員は120名で、受講料は無料とのこと。
(画像は東邦大学医療センター大森病院より)
東邦大学医療センター大森病院
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