病院での待ち時間を心待ちにできる時間に
横浜市立大学附属病院は、横浜市立大学コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)による、院内での患者の待ち時間を「心待ちにできる時間」にして元気づけることを目的とした「こころまちプロジェクト2018」を開始した。
これは、昨年にも行った東京デザインプレックス研究所とのコラボレーション企画第2弾。病院での待ち時間は長く退屈であるので、「あっと言う間に過ぎてしまうような楽しい時間を病院に。」という思いから生まれたプロジェクトである。若手クリエーターと協力して、空間・グラフィックデザインなどによる企画を実施していく。
開催期間は、平成30年12月10日から12月26日までで、場所は、同病院2階ロビー。
企画の内容としては、「病院に心待ちのクリスマスがやってきた!」ということで、病院内の一部を物語のワンシーンのようにデザインし、そのストーリーから広がる6つの企画を展開している。
クリスマスにちなんだ楽しい企画を満載
それぞれの企画については、まず、「こころまちツリー&おりてがみブーツ」として、好きな色の色紙で靴下を折って作る、おりてがみブーツに願いを込めてツリーに飾るものがある。待ち時間に、家族やお見舞いの人と一緒に楽しめるものとなっている。
そして、「こころまちフォトスポット」は、サンタのひげをつけて写真を撮れるスポットであり、また、「ジンジャーブレッドの落とし物」として、病院フロアの雪の結晶をたどって歩いていくと、プレゼントがたくさん飾られたクリスマスツリーにたどり着くという企画である。
さらに、たくさん飾られたクリスマスリースをよく見てみると視力検査になっているという「リースの視力検査」や、椅子の背にアート写真を展示し、いつもの椅子が座っただけで癒やされ楽しめるフォトギャラリーに変わるという「こころまちぇあ」も展開されることとなっている。
(画像はプレスリリースより)
横浜市立大学附属病院 プレスリリース
https://www.yokohama-cu.ac.jp/