ゆとりあるセカンドライフとは何か
日本生命保険相互会社は9月11日、契約者を対象にして「セカンドライフ」に関するアンケートを行ったことを発表した。
このアンケートは日本生命保険相互会社の「ずっともっとサービス」サンクスマイルメニューのひとつとして実施されており、回答はホームページ内より受け付けた。
期間は2018年8月1日(水)~8月12日(日)に行われ、回答者は男性3,905名、女性3,568名の計7,473名。4、50代の回答者が多いものの20代~70代まで幅広い年齢の回答を集めている。
質問は大きく定年・お金・セカンドライフの過ごし方に分かれて設定されており、各3問の全9問編成となっている。
世代ごとの違いが浮き彫りに
日本生命保険相互会社のアンケート結果によって、世代間の不安や感じ方の違いが浮き彫りとなった。
中でも顕著なのがセカンドライフに対する不安感で、上の世代になるほどセカンドライフを迎えるにあたっての不安は自分や家族の健康についてが強くなる半面、若年層はまだ体が元気なため健康面よりも生活費や年金といった金銭的な面での不安を強く訴えた。
しかし、若い世代ほど預貯金の重要性を理解しつつも余裕がなくセカンドライフに向けての金銭的な準備はほぼ出来ていない現状も垣間見えた。
また男女間でも違いは大きく、どちらも旅行や趣味といった楽しみに時間を使いたいという希望はあれど、さらに女性はおいしいものを食べることや友人と過ごすといった今までの世界より外の世界への積極的な進出欲求が高い。一方で男性はスポーツや仕事を継続していきたいなど変化を好まず穏やかにこれまで通りの生活を望む傾向が高いことがわかった。
(画像は日本生命保険相互会社ホームページより)
日本生命保険相互会社ニュースリリース
https://www.nissay.co.jp/news/2018/pdf/20180911.pdf