厳しい季節ですら楽しむミャンマー人 雨季には水たまりで魚釣り
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー事務所赴任者である伊藤杏子氏が、ミャンマーで初めて1年間生活。その中で感じたことを、8月24日にシャンティ公式ブログで紹介した。
同氏はミャンマーの亜熱帯の天候を体験するのが初めてであり、雨季には高い湿気、突発的な激しい雨、それに伴う停電・洪水が発生し、厳しい季節であることを確認。しかしながら、現地の人はそんな季節も楽しんでいた。雨季には水たまりが多く発生し、川のようになることも多い。そこで人が集まり小魚を釣っていたとしている。
価格設定がなく値引き交渉もしない 物理的・精神的な距離が近い
中国滞在経験のあった伊藤杏子氏は、値引きが基本という感覚があったが、ミャンマーでは値札、定価、割引システムがなく、値引き交渉もしないという環境に最初は戸惑いを感じた。
物理的・精神的な距離に関しても、日本との大きな違いを感じた。会話する際の距離や車間距離などが近い。ふだんのコミュニケーションでも、遠慮なく話す傾向にあり、男性同士でも手をつないで、肩を組み歩いていたとしている。
(画像はシャンティ ホームページより)
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 公式ブログ
http://sva.or.jp/wp/?p=30008