「人間への悪影響はなし」スミソニアンとカリフォルニア大学の研究で
スミソニアン博物館とカリフォルニア大学デービス校の科学者が、ミャンマーのコウモリから新種のコロナウイルスを発見した。
この発見は、アメリカ合衆国国際開発庁の基金による、PREDICTプロジェクトの一貫として行われた。日常的なルーティンワークの中で発見された。
ウイルスから人間の健康を害する証拠はみつかっていない。今後、チームはウイルスのリスクを理解するため、研究を続けていく。
「PREDICT」ミャンマーチーム、5つのウイルスについて研究
PREDICTは30カ国で活動しているプロジェクトで、ヒトと動物の間で観戦し、パンデミックを起こす可能性があるウイルスの発見を強化している。
PREDICTミャンマーチームでは、コロナウイルス、エボラウイルスなどのフィロウイルス科、ジカウイルスなどのフラビウイルス科、インフルエンザ、パラミクソウイルスの5つのウイルスについて、研究を進めている。
スミソニアン保全生物学協会のMarc Valitutto氏は、
今回は、150匹のサンプルからテストを行い、2匹から陽性反応が発見された。ミャンマーの野生動物にどのようなウイルスが存在しているかを知る第一歩だ。
これからヒトや他の動物に与えるリスクを理解するための研究を追加していく。テストサンプルは数百匹以上あるので、さらに新しいウイルスを発見できるかもしれない。(スミソニアン国立動物園・保全生物学協会プレスリリースより)
と語っている。
(画像はプレスリリースより)
スミソニアン国立動物園・保全生物学協会
https://nationalzoo.si.edu/