「騰落率」を基に作成されたランキング
株式会社グルーヴ・アールは、日本全国の築5年以内のマンションを対象とする『値上がりマンションランキング』を作成し、2018年6月12日に公開した。
同ランキングは、同社運営のマンション情報サイト『マンションレビュー』にて公開されている分譲マンション価格の「騰落率」を基に作成されたもの。新築時と比較して値上がり率の高かったマンションを、ランク付けしている。
1位は『アークヒルズ仙石山レジデンス』
『マンションレビュー』が公開している「騰落率」は、分譲マンションの新築時の価格と、同サイトが独自に収集した中古販売履歴を比較し、現時点での値上がり率として表すもの。この「騰落率」を基に作成された『値上がりマンションランキング』は、中古販売履歴が10件以上ある物件、もしくは10件以下でも総戸数に対して30%以上販売履歴がある物件を、対象としている。
同ランキングにおいて1位となったのは、東京都港区の『アークヒルズ仙石山レジデンス』。同物件は2012年8月築であり、「騰落率」は63.8%アップとなっている。2位には、「騰落率」58.5%アップで東京都千代田区の『ワテラスタワーレジデンス』がランクイン。3位は、東京都港区の『プレミスト南青山』と『パークコート六本木ヒルトップ』が共に56.5%アップで入った。
値上がりするマンションの条件を分析
『値上がりマンションランキング』では、ランクインした物件の所在地についても発表。東京都が全体の76%を占め、中でも「港区」「渋谷区」「千代田区」など人気エリアの物件が過半数を占める結果となった。
また同ランキングでは、「駅との距離」「戸数と」「分譲会社」といった要素からも考察を実施。そのまとめとして、値上がりするのは「東京都港区」「三菱地所レジデンス分譲」「駅徒歩5分以内」「20階建以上」「総戸数100戸以上」というマンションである可能性が高いと分析している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社グルーヴ・アール
http://www.groove-r.co.jp/値上がりマンションランキング公開 値上がりするマンションの条件とは - @Press
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