住宅タイプでは「注文住宅」が圧倒的に人気
リクルート住まいカンパニーは5月11日、2017年度の「『住宅購入・建築検討者』調査」の結果を発表した。
調査によると、過去3か月以内に住宅購入検討のために何らかの行動をした人は、全体の8.2%であることがわかった。購入検討状況では「新規購入」が最も多く64.8%、「買い替え」を希望する人は23.2%だった。
希望する住宅のタイプで最も多かったのは「注文住宅」の62.5%。2014年から3年連続で上昇している。
一戸建て派66.2%、マンション派21.7%
一戸建ての購入を希望する人とマンションの購入を希望する人の割合を比べると、一戸建て派は66.2%と調査開始以来最高を記録した。その一方でマンション派は21.7%。2014年から減少傾向が続いており、過去最低となった。
年代別では50代、60代でマンションを希望する人が多く、地域別でみると東海地方で一戸建て派が多く、札幌市、首都圏でマンション派が多い傾向がみられた。
新築と中古の希望割合では新築派が76.3%、中古派が6.4%。新築派が圧倒的に多い状況が続いている。年代でみると20代に新築派が多いが、40代以降になると新築派が減少している。
また、駅からの距離と住宅設備などとの優先度では、耐震性能、エコ性能、遮音性の高さが駅からの距離よりも優先度が高いこともわかった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社リクルート住まいカンパニーのプレスリリース
https://www.recruit-sumai.co.jp/