出力1.24MWの水上フロート式メガソーラー建設・稼働
株式会社ノーリツは3月22日、兵庫県小野市浄谷町自治会が所有するため池を活用することで、出力1.24MWの水上フロート式メガソーラー「亥ノ子(いのこ)池水上太陽光発電所」を建設、3月14日から発電を開始し3月20日に竣工式を行ったと発表した。
同発電所は、小野市浄谷町2129-1番地他に位置するため池(亥ノ子池、亥ノ子上池)の水上および周辺土地13,550m2を利用して、4600枚の太陽光発電モジュールをフロート(5,348台)に取り付け、池の水面に浮かべて発電を行うものという。
年間発電量は約135万kWh(20年間の平均値)を見込んでいて、これは一般家庭約375世帯分の使用電力量に相当する規模となる。
固定価格買取制度に基づき全量を関西電力へ売電
また、年間約650トンのCO2削減効果を見込むとともに、発電した電力は関西電力株式会社へ固定価格買取制度に基づいて全量を売電することとしている。
なお同社は、2012年11月に兵庫県神戸市が所有する神戸市東灘区向洋町東の六甲アイランド地区航空貨物上屋(屋根)約24,000m2に、出力規模約1.2MWのメガソーラーを建設し発電事業を行っている。
一方、市場環境の変化から、それまで続けていた家庭用太陽光発電システムの生産・販売事業を2015年末で終了し、アフターサービスのみ継続対応している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ノーリツ プレスリリース
http://www.noritz.co.jp/library/news/2018files/